部門

検査課

Laboratory

病理検査室

胃や大腸の内視鏡検査をした時「ちょっと細胞をとって検査してみましょう。」と言われたことありませんか?痰がいっぱい出ると訴えた時、おっぱいにしこりがあると訴えた時「ちょっと細胞(痰)をとって検査してみましょう。」と言われたことありませんか?

病理室はこの「ちょっと細胞」を調べる部屋なのです。身体から細胞の一部を拝借し、ピンクや紫、緑、青、オレンジ等々鮮やかな色に染めます。そして細胞に「もしもし、どこか具合がよくないのかい?」と問いかけると「潰瘍がひどくて…」「癌になっちゃった!」「だって炎症がひどくて…」と答えてくれるのです。それを病理組織・細胞診報告書という形でお返ししています。

その他には、手術によってとられた臓器の一部や婦人科癌検診、肺癌検診での喀痰などでも同じように「もしもし」と問いかけています

病理室は経験豊富な病理医、病理技術者の数名が働いており、正確で質の高い病理診断で、安全、安心の医療を支えています。皆様には顔を合わせる事はありませんが出された身体の一部と会話させていただいています。

「ちょっと細胞を…」と言われたら私達の出番です。