センター

周術期センター

Perioperative Center


当院には、4つの手術室(一般3室+バイオクリーン1室)があり、外科・消化器外科・産婦人科・整形外科・泌尿器科・眼科の手術を行っています。入院する患者さんだけでなく、日帰りで手術をする外来手術も手術室で行っています。

また、予定手術以外に夜間・休日の緊急手術に 麻酔科1名・看護師2名のオンコール体制で24時間365日対応しています。

現在、常勤麻酔科医1名(非常勤麻酔科医2名)、看護師12 名がおり、外科・整形外科・泌尿器科・産婦人科・眼科・腎臓内科の手術を 年間約1,000 件の手術を行っています。

 

手術までの流れ

情報収集

電子カルテより今まで受けた手術や今までかかった病気について確認します。また、アレルギーの有無や内服薬の内容など、患者さんの全身状態を把握します。予定している手術をより安全に行うため、患者さんにお聞きしたいこと、お伝えしたいことを明確にしていきます。

術前訪問

予定手術をされる患者さんには、手術前日あるいは当日に手術を担当する看護師が病室へ訪問させていただきます。

ほとんどの患者さんは手術が未知の体験であり、不安が大きいと思います。術前に伺い、写真付きのパンフレットを用いて、手術室に入ってからのことや麻酔についてなど手術室での流れがイメージできるように説明させていただきます。

また、手術に対する疑問・不安があれば、医師に確認して、少しでも解消できるようにつとめていきます。患者さんのご要望にできるだけ応え、安心して手術に望めるようサポートします。

※病状によっては事前に麻酔科外来の受診を行い、安心・安全に手術を受けていただけるように努めています。

手術当日

手術室に入る前に、患者誤認防止のためご本人様のお名前と生年月日、どこを手術するのか、手術同意書と共に確認させていただきます。また、身に着けている物の取り忘れがないかチェック表を使って確認します。


手術室に入り、ベッドに寝ていただいた後、心電図のシールを貼ったり、血圧計を巻いたりと麻酔の準備を進めていきます。

麻酔は、全身麻酔や区域麻酔(脊椎硬膜外麻酔、脊椎くも膜下麻酔、神経ブロックなど)、局所麻酔などがあります。麻酔方法の選択は執刀医と麻酔科医で判断します。看護師がそばにつき、説明しながら麻酔をかけていきます。分からないこと・不安なことがありましたら遠慮なく教えてください。手術中も全身管理や皮膚トラブルが起きないように対応します。麻酔が覚めたときもそばにいるので安心して下さい。

術後訪問

手術翌日以降、担当した看護師が病室に訪問させていただきます。手術室で気になったこと、辛く感じたこと、痛みの程度など聞かせていただきます。今後の手術看護に活かしていくためご意見を聞かせてください。