当院職員の新型コロナウイルス感染について(第2報)
東葛病院において、新型コロナウイルスに感染した看護師2名、また濃厚接触者看護師6名が確認されましたので、ご報告いたします。
感染経路は松戸保健所からの情報により特定されており、市中感染(※病院外の日常生活での感染)です。院内感染は現時点で一切発生しておりません。
なお、今回の感染確認に伴い、当該看護師1名が勤務する病棟の新規入院患者様の受け入れを10/25まで停止いたします。病院を利用されている患者様とそのご家族様、地域の医療機関をはじめとする医療機関の皆様には大変ご迷惑とご心配をおかけいたします。
1 感染確認の状況
病棟に勤務していた看護師(職員A)は、10/11(日)勤務終了後の夜間に38度台の発熱がありました。翌日10/12(月)当院発熱外来を受診し新型コロナウイルス感染症の疑いがあり、10/13(火)午前SARS CoV2 抗原検査・鼻咽頭拭いPCR検査を施行して抗原検査の結果同日「陽性」が確認されました。
職員Aは症状出現前10/9(金)、10/11(日)に通常勤務しており、松戸保健所および当院感染対策チームの聞き取り調査により、当該病棟に10/9(金)、10/11(日)勤務した5名の看護師を濃厚接触者と判断し、14日間自宅で経過観察としております。
また、同5名全ての職員が10/14(水)にPCR「陰性」を確認しており、現時点において感染の拡大はないと判断しております。
手術室に勤務していた看護師(職員B)は、10/8(木)に職員Aと食事をしており、非勤務日の10/11(日)夜間に38度台の発熱と咽頭痛があり、翌10/12(月)当院発熱外来を受診し、新型コロナウイルス感染症の疑いがあり10/13(火)午前SARS Cov2 PCR抗原検査・鼻咽頭拭いPCR検査を施行して抗原検査の結果同日「陽性」が確認されました。職員Bは10/8(木)より勤務しておらず、手術室内での濃厚接触者はいないと判断しております。
救急外来に勤務をしていた看護師(職員C)は非勤務日の10/10(土)に、まだ無症状であった職員Aと食事をしました。10/12(月)通常勤務を行い、10/13(火)からは休暇でした。10/13(火)に職員Aの陽性が確認されたため濃厚接触者と判断し、PCR検査を施行して10/14(水)に「陰性」を確認しております。職員Cは現在14日間自宅で健康観察中です。
職員A、職員B及び職員Cのいずれも勤務中は常時サージカルマスクを着用し、手指衛生を行っておりました。また、当院において陽性の患者様との接触はございません。
2 病院の対応など
感染経路は松戸保健所からの情報により特定されており、市中感染(※病院外の日常生活での感染)です。院内感染は現時点で一切発生しておりません。
職員Aの勤務する病棟において、患者様の中に濃厚接触者の対象となる方はおりませんが、職員Aの最終勤務から14日間(10/25まで)を経過観察期間とし新規入院を停止させていただきます。引き続き職員の手指衛生やサージカルマスク・アイシールド着用などの感染対策の徹底及び感染対策チームによる巡回を実施いたします。
3 今後の診療について
当該病棟以外の入院診療・外来診療・手術については通常業務をこれまで通り継続いたします。
2020年10月15日 東葛病院 院長
掲載日:2020年10月16日/更新日:2024年10月25日