第6回なのはなリハ研究会開催

2017年6月18日第6回なのはなリハ研究会が開催されました。
今回は文京学院大学から柿崎藤泰先生をお招きし
【呼吸器を運動器として捉えた理学療法 胸郭運動システムの再建法】
というタイトルで行われました。
リハビリ室からは30名程のスタッフが参加しました。
柿崎先生は、呼吸器・運動器疾患の理学療法を専門としており多くの著書や論文を執筆されています。最近ではテレビ出演などもされておりました。

多くのヒトの胸郭には非対称的な歪みが存在しており、それが運動をする上で様々な問題を引き起こします。
講義では胸郭運動システムの概念や胸郭の形状の評価の仕方、治療方法を指導して頂きました。
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デモンストレーションでは胸骨や肋骨の傾きを触診したり、実際に先生に治療をして頂きました。
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胸郭の歪みが整うと、歩行にも良い影響がでます。
一見関係ない様に感じますが、実際に変化が見られました。
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これらの変化もすべて理論的に説明をして頂きました。
当院には胸郭の治療が得意だと自信をもって言えるスタッフがあまりいないので、参加したスタッフはとても勉強になったと思います。
お忙しい中講義をして下さった柿崎先生、ありがとうございました。

掲載日:2017年6月26日/更新日:2017年6月26日

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