東葛病院総合診療専門研修プログラム

図2に本研修PGの施設群による研修ローテーション例を示します。専門研修1年目と2年目は、基幹施設である東葛病院における総合診療専門研修Ⅱ、内科・救急科、連携施設の愛友会記念病院での小児科といった領域別必修研修を行います。

専門研修3年目の前半は、連携施設にて総合診療専門研修Ⅰを行います。

専門研修3年目の後半は、総合診療専門医としての知識や技能を補うことを目的とした選択研修として、東葛病院・みさと協立病院などでリハビリテーション科・緩和ケア科・外科・整形外科・泌尿器科・産婦人科・麻酔科・精神科などの研修を行います。また、専攻医の希望や研修の進捗状況に合わせて、連携施設での総合診療専門研修Ⅰの延長や、東葛病院での総合診療専門研修Ⅱ・内科・救急科の期間を延長することも可能です。特に、初期研修において外科研修を行っていない専攻医に関しては選択研修で外科を研修するようにします。

図2　ローテーション例

本研修PGの研修期間は3年間としていますが、修得が不十分な場合は修得できるまでの期間を延長することになります