東葛病院臨床検査専門研修プログラム
10.研修プログラム管理委員会 について
基幹施設である東葛病院臨床検査科には研修プログラム管理委員会と、プログラム統括責任者(委員長)を置き、連携施設には指導医を含む研修担当グループをおきます。
1)プログラム管理委員会の役割
基幹施設にはプログラム管理委員会とプログラム統括責任者が置かれています。
プログラム管理委員会は専門研修プログラム統括責任者、東葛病院の後期研修担当副院長、検査部技師長、必要に応じ専門研修プログラム連携施設担当者をメンバーとして構成されています。
プログラム管理委員会はプログラムの作成を行い、専攻医による研修開始が決定したら、専攻医との協議により、プログラムの若干の改変、専攻医の研修環境の確保を行います。
研修が始まったら、1年に一回、委員会を開催し、専攻医研修実績記録、評価表の提出を求め内容を検閲し、不備な点があれば指導医に指摘します。規定の期間の研修が修了したらその認定を行い、修了証を発行します。
2)プログラム統括責任者の要件と役割
プログラム統括責任者は、指導医の基準を満たし、かつ研修施設の臨床検査部門の責任者があたります。統括責任者はプログラム管理委員会を組織し、プログラムの策定、運用の評価、専攻医選定、専攻医の評価とプログラム修了判定の最終責任を負います。
3)連携施設での組織
連携施設では専門医(指導医)が、連携施設での研修終了時に研修状況、問題点を確認し、基幹施設の統括責任者に報告書を提出します。必要に応じ、代表者(専門医・指導医)が基幹施設に出向き、統括責任者と問題点を協議します。専門医が複数名いる場合は専門研修担当グループを形成して任にあたります。