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医療機関の方へ 連携室の窓から

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連携室の窓からNo.49 August

 私は東葛病院では総合内科として従事してましたが、救急医療を強化発展させるため、2010年11月から1年間、福岡県小倉市にある健和会大手町病院で救急研修をしてまいりました。その後2ヶ月間、松戸市立病院救急救命センターでお世話になりました。本年2月からERドクター、救急外来専従医として勤務しています。当院の救急外来は、北米式ER型救急医療システムで診療しております。私自身もそれまでの総合内科をベースに、重症救急患者、外来診療と幅広く患者対応を行なっております。
当院の救急外来はこの間患者数の増加が著しく。2011年度の受診患者数は17,000人、救急車搬入台数は2300台で、2003年と比べると各々約1.5倍に増加しております。小児科の患者も増えており、全体の約4割を占めるまでになっています。
忙しい外来の合間に、入院治療が必要な患者様の病院探しをするのは大変なことです。特に何科に相談すればいいのかわからない、ADLが低く合併症が多い患者さんだとなかなか受け入れてもらえない、そういう経験を皆様お持ちだと思います。東葛病院では、そういった対応困難な症例、精査が必要な症例を多く受け入れております。私もICD(インフェクションコントロールドクター)として活動しておりますので、発熱精査、感染症診療を精力的に行なっております。
また、急性腹症、吐下血などでは、緊急内視鏡、緊急手術にも対応しておりますので、ぜひご一報いただけたらと思います。急性中毒の症例では、全身管理はじめ、緊急血液浄化療法も行なっております。もちろんショック、呼吸不全、重症感染症の症例には迅速に全身管理を行い状態安定後、HCUにて継続した集中治療をおこなっています。
経済的問題や複雑な問題を抱えた患者様も民医連医療の力量を発揮して、ERの段階から、メディカルソーシャルワーカーなどと協力し、問題解決を図っています。
いろいろご迷惑をおかけしておりますが、今後とも皆様のご指導の下、当院ERを発展させていく所存です。ご紹介・相談は当院連携室か、救急外来までご連絡をお願いします。

Topics

患者様やご家族が
望むケアに寄り添っていく

皮膚・排泄ケア認定看護師
宗川 愛

 認定看護師とは、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践ができ、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを役割とし、日本看護協会が教育機関や資格認定を行っています。
当施設では、「感染管理」「緩和ケア」「皮膚・排泄ケア」の3人の認定看護師が在籍し、日々看護に取り組んでいます。私は、2007年に皮膚・排泄ケア認定看護師を取得、現在は専任看護師として院内外のケアに携わらせていただいています。
皮膚・排泄ケア認定看護師の担っている役割は「W:Wound(創傷)」「O:Ostomy(人工肛門)」「C:Continence(失禁)」です。すべてはスキンケアを基礎としています。

主な活動内容は、

  • 院内の褥瘡対策
  • 院内の領域に関わるケアに関する相談(スキンケア・ストーマケア・瘻孔ケア・下腿潰瘍・フットケア・がん性創傷・失禁に伴う皮膚障害の問題・排泄用具の相談 等)
  • ストーマ外来(第3金曜日午後)
  • 外来での創傷ケア(褥瘡・下腿潰瘍・予防的フットケア・がん性創傷など)

  新人・中堅研修や看護学校への講義、関連施設への勉強会など多岐にわたります。
またケアの相談は、院内だけに留まらず、訪問診療や訪問看護ステーションからも相談をいただき、在宅の現場へ同行させていただくこともあります。2012年度の診療報酬改定により、訪問看護師への同行が認められました。困っている方がいらっしゃるようしでしたら、ぜひ相談をいただけばと思います。「患者様やご家族が望むケアに寄り添っていく」そんなケアを一緒に考え、取り組んでいきたいと思います。

2012年度 第5回CPCのお知らせ

症例/アスベスト曝露が疑われた建設労働者の一例

東葛病院
270-0153 千葉県流山市中102-1
04-7159-1011
東葛病院付属流山セントラルパーク
駅前診療所
千葉県流山市前平井155わかばビル2階
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