連携室の窓からNo.46 January
あけましておめでとうございます。
昨年は様々な面でご支援、ご協力ありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。
さて、今年は診療報酬と介護報酬の同時改定の年です。厚生労働省の思惑では、医療と介護のシームレスな連携と実践できるような仕組みの構築を考えているようです。東葛病院は、急性期医療を提供するDPC病棟と退院までの調整やリハビリテーション提供機能を有する慢性期病棟をもつケアミックス病棟で運営しています。また、訪問診療チームも充実しています。急性期病院医療から在宅医療までを支える仕組みで地域医療に貢献していると自負しております。
現在病院建て替えのための議論を進めていますが、上記の機能を一層強化するとともに、地域の医療機関からのさまざまな要望に応えることのできる施設体系をもっていきたいと考えております。
新病院に対する要望がございましたら是非お聞かせください。医療構想委員会の議論に反映させていきたいと思います。
ひきつづきよろしくお願いいたします。
Topics
アットホームな雰囲気
安全安心な妊娠・出産
産婦人科 助産師
打越 豊子
東葛病院で助産師をしております打越です。
当院で1999年11月から産婦人科病棟を立ち上げ、2004年6月の休止まで、685件の出産を取り扱っていました。
休止している間は、婦人科外来で色んな世代の女性の婦人科的症状に相談に乗りつつ、医師の診療介助に就き、助産師外来では、地域や帰省先で出産した後の授乳中のトラブルや、卒乳時のマッサージを担当させていただきました。
今回、産婦人科の常勤医師2名と、2年越しで産科再開することが出来ました。アットホームな雰囲気の中で、安心安全な妊娠・出産が出来るように心がけていきます。
4床と少ない病床である為、リスクの少ない妊婦さんからお受けしています。付属診療所で妊婦検診を受けていただき、入院は病院でということになります。
特徴として
- ①24時間体制
- ②細やかな保健指導
- ③家族立会い出産
- ④カンガルーケア
- ⑤母子同床
- ⑥母乳育児推進
- ⑦個別での育児指導
- ⑧退院後のフォロー外来
- ⑨助産師外来での継続指導
と言う風に妊娠・出産後も継続して関わることで、初産婦さんが核家族の中でも不安が少なく育児していけたらと思っています。
地域にどこで出産しようか迷っていらっしゃる妊婦さんがいらっしゃいましたら、是非東葛病院をご紹介頂けたら幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。